内視鏡で天井裏を調査してきました。

先日、こんな依頼がありました。

 

「天井からコンクリートが崩れてくる音がするから見て欲しい。」とのことでした。

 

その物件は13階建て分譲マンションの4階部分の軽量天井です。

 

そんなバカなー！！(笑)

 

と私も最初は思っちゃいましたよ。

 

しかし、これもお仕事！

 

一切の先入観を除いて挑まなければなりません。

 

通常なら天井に点検口をつけたいところなのですが、板張り天井で何とかファイバースコープ（内視鏡カメラ）で確認して欲しいとのご依頼でした。

 

 

天井シーリングライト照明を外し、コネクターを外せば、配線の隙間があります。

 

その隙間からファイバースコープを侵入させて、天井裏という未知の世界への大冒険です(笑)

 

 

コンクリートが崩れている場所を探してくれとおっしゃるのですが、コンクリートが崩れるぐらいならこの建物、維持できませんよ(笑)

 

そんなバカなー！！

 

いやいや、先入観は禁物です！しっかり確認！！

 

そう自分に言い聞かせていた矢先に発見しました。

 

 

落ちてるよ。本当に落ちてるよ。少しだけど。

 

 

間違いない。これはコンクリートの破片です。

 

その散乱している箇所の上を見上げると、

 

 

あらら、本当に破損してるよ。凄っ！！

 

まあ、今すぐ崩れると心配するほどの規模ではないですけど、これは重大な損傷です。

 

入居者の方もこれを見つけて一安心されていました。

 

このくらいの規模でよかったと。

 

住んでおられる方のお役に立てる仕事ってすごく気持ちがいいです。

 

この日はラッキーな仕事でした。