ガラスのように透明な外部用シーリング材「オートンクリオNeo」

最近滋賀県にご縁があります。

先日実施した漏水調査の結果の原因箇所の補修工事に行って参りました。

その建物は重要文化財なので、意匠性を変更したくない！なるべく目立たないモノで補修して雨漏りを止めたい！とのご要望でした。

なかなかの難題です。しかも下地はセラミック系砂骨塗装！

しかし近頃、いい材料がたくさん出ているんですよね。

この「オートンクリオNeo」はすごいです。

まるでガラスのような透明なポリウレタン系シーリング材。

メーカーの（株）オートン化学はウレタン系シーリング材にこだわっている会社様で、変成シリコン系をほとんど作っておりません。

ポリウレタン系で変成シリコン系に劣らない耐候性を実現しています。

使用用途は変成シリコン系に近いです。

ただ専門的には、モジュラス性とか初期硬化速度とかはやはりウレタン系の性質を残しています。

しかしこのシーリング材は素晴らしい！！よくぞ創ってくれた！！

わかります？この透明感！

結構な肉厚で打っています。厚み10㎜ぐらいはあります。

しかしこの透明感！石原さとみよりすごいこの透明感（笑）

建物の管理者様もどこを施工したのか、一見では気付いてもらえませんでした。

これは補修冥利に尽きます。楽しい仕事でした。